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ヘルシーシュレッドは身体に悪い? 栄養士が教える危険性とメリット

2026 1/14
January 14, 2026
関口アキラ

最近、ピザ用チーズの代替品として「ヘルシーシュレッド」という商品を目にする機会が増えました。
ピザ用チーズだと思って購入し、裏面を見ると「ヘルシーシュレッド」と記載されていることもあります。

では、この「ヘルシーシュレッド」とは一体何なのでしょうか?

「コレステロールカットは本当なの?」
「体に悪くないの?」
「偽物のチーズってホント?」

といった疑問や不安を持つ人も多いと思います。
本記事では、栄養士の視点からヘルシーシュレッドの危険性とメリットについて解説します。


目次

ヘルシーシュレッドとは?

まずピザ用チーズとシュレッドチーズの違いについて

その前に「ピザ用チーズ」と「シュレッドチーズ」の違いがわからない人もいるでしょう。
結論から言えば、ほぼ同じものと考えて大丈夫です。

固まりのチーズを溶けやすいように細かく裁断したものをシュレッドチーズと呼びます。
機械の「シュレッダー」と同じ語源ですね。チーズの種類は特に限定されず、形状の違いに過ぎません。

ナチュラルチーズのシュレッドチーズもあれば、ナチュラルチーズと植物性がミックスされたシュレッドチーズもあります。ただし、日本のスーパーで売られているほとんどの「ピザ用チーズ」と「シュレッドチーズ」はナチュラルチーズのみを使用しています。気になる方は裏面の成分表示を見てください。


ヘルシーシュレッドの正体

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一方で「ヘルシーシュレッド」は、見た目はシュレッドチーズですが、
ナチュラルチーズとは原料がまったく異なります。

主に大豆たんぱくや植物油脂、でんぷんなどから作られた植物性のチーズ風食品で、
乳製品を使用していないのが最大の特徴です。

悪く言ってしまえば「偽物のチーズ」です。
ナチュラルチーズが蟹なら、ヘルシーシュレッドはカニカマです。

ですが、本物のチーズには無いメリットもあります。

  • コレステロールがほとんど含まれない
  • 乳アレルギーを持つ人でも食べられる
  • 一般的なチーズよりも価格が安め

このような点から、家庭用から業務用まで広く普及しており、
動物性食品を避ける人、コストを重視する層に選ばれています。


ヘルシーシュレッドの危険性はある?

ヘルシーシュレッドは乳製品を使わずに作られた便利な食品ですが、「体に悪いのでは?」と心配する声もあります。

結論から言うと、通常の食品として食べる分には危険性はありません。
ただし、以下の点には注意が必要です。

原料が加工食品中心

大豆たんぱくや植物油脂、でんぷんなどを組み合わせて作られており、ナチュラルチーズと比べると加工度が高い食品です。

添加物(増粘剤、乳化剤、香料など)が含まれる商品もあるため、気になる人は成分表示を確認しましょう。
とはいえ危険性のある添加物が多量に含まれていると言うわけでもありません。基準内の安心な量です。

栄養バランスの違い

本来のチーズにはカルシウムやビタミンB群などの栄養素が豊富ですが、ヘルシーシュレッドではそれらが少ない場合があります。

カルシウム補給など、チーズの完全な代替として考えると、栄養面で不足が出る可能性があります。

脂質・カロリーの過剰摂取

コレステロールは少ないものの、植物油脂由来の脂質が含まれるため、食べ過ぎればカロリーオーバーにつながります。

「ヘルシー」と名前についていてもカロリーが少ないわけではありません。


ナチュラルチーズとヘルシーシュレッドの成分比較

同じような見た目、味ですが成分はどうでしょうか。比較してみましょう。

シュレッドチーズ
(動物性・ナチュラルチーズ)

エネルギー:344kcal
たんぱく質:24.1g
脂質:27.5g
炭水化物:0.1g
食塩相当量:1.9g

ヘルシーシュレッド
(植物性チーズ)

エネルギー:334kcal
たんぱく質:5.6g
脂質:25.3g
炭水化物:21.7g
食塩相当量:2.8g

参考値:
六甲バター QBB NCシュレッドチーズTZ
マリンフード ヘルシーシュレッド

比較してみると「ヘルシー」と名前についているもののカロリーはほぼ変わらないことがわかります。

通常のナチュラルチーズのほぼ全てがたんぱく質と脂質のみで構成されているのに対し、ヘルシーシュレッドは主に脂質と炭水化物で構成されており、たんぱく質は少ないです。
食塩相当量もナチュラルチーズの1.5倍と多くなっています。

このように、同じような見た目と味でも、成分は異なることがわかります。


ヘルシーシュレッドのメリット3選

少し悪いイメージを持たれたかもしれませんが、これはこれでいいところもあります。3つ紹介しましょう。

メリット①:低コレステロール

ヘルシーシュレッドは乳製品を使わず、大豆たんぱくや植物油脂を主原料にしています。そのため動物性脂肪に由来するコレステロールがほとんど含まれません。
脂質異常症の方のようなコレステロール値を気にしている人には、日常的に取り入れやすい食品といえます。

ただし、コレステロールの摂取に関しては健康な人なら気にする必要は全くありません。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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メリット②:乳アレルギーでも食べられる植物性食品

通常のチーズは乳由来のたんぱく質(カゼインなど)を含むため、乳アレルギーの人には食べられません。
その点、ヘルシーシュレッドは大豆たんぱくをベースに作られており、乳アレルギーの人でも安心して使えるのが大きな特徴です。動物性食品を避けたいヴィーガンやベジタリアンの人にとっても代替食品として活用できます。

メリット③:コスパが高く、手軽に使える

実際問題、これが一番のメリットではないでしょうか。

ヘルシーシュレッドは、一般的なナチュラルチーズと比べて価格が安めに設定されている商品が多く、業務用スーパーなどでも大容量パックが手に入ります。コストを抑えつつ料理に取り入れられるため、家庭だけでなく飲食店など業務用途でも広く利用されています。さらに、冷凍保存が可能な商品も多く、必要なときに必要な分だけ使える利便性の高さも魅力です。

逆に妙に安いシュレッドチーズを見かけたら、それは動物性のナチュラルチーズではなく、植物性のヘルシーシュレッドの可能性が高いです。


まとめ

ヘルシーシュレッドは、チーズのように料理に使える植物性の代替食品です。
大豆たんぱくや植物油脂を原料としており、乳アレルギーの人でも安心して利用できます。
価格が手頃で使いやすい点も大きな魅力です。

「偽物のチーズ」と非難されることもありますが、企業努力で作り上げた立派な代替品です。
マーガリンやカニカマのように、用途を使い分けさえすれば便利に使うことができます。

一方で、栄養バランスの不足、カロリーオーバーの可能性などに注意する必要があります。
カルシウム補給には使えず、カロリーも普通のチーズと変わりありません。

メリットと注意点を理解したうえで使えば、便利に取り入れられる食品といえるでしょう。

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この記事を書いた人

関口アキラのアバター 関口アキラ 管理人

調理師、栄養士、フードスタイリスト、カメラマン。「食」にまつわる幅広い分野で活動中。飲食店の立ち上げやメニュー開発、料理撮影、メニューデザインなど多様な現場に携わる。
食の楽しさを伝えるメディア「趣食研究所」を運営し、記事の執筆・撮影・編集を一貫して手がける。科学的根拠に基づいた発信を大切にしています。
http://se-akira.com/

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