暑い日にぴったりの冷たい紅茶、どうやって淹れていますか?
今回は、紅茶専門カフェでの勤務経験がある筆者が、「水出しアイスティー」の基本の作り方やおすすめの茶葉をご紹介します。スッキリ飲みやすくて失敗知らずな水出しアイスティー、ぜひお試しください!
基本の水出しアイスティーの作り方
ティーバッグで作る場合
最もシンプルな方法。寝る前に仕込んでおけば、朝にはすっきり美味しいアイスティーが完成しています。
お好きなティーバッグ:4袋
水:600ml
※ティーバッグは長時間入れっぱなしにしないこと。渋みが出てしまいます。
※常温でも3〜4時間で抽出可能ですが、冷蔵庫でじっくり抽出すると味がまろやかになります。で冷蔵庫がおすすめです。
茶葉で作る場合
しっかりと香りを楽しみたい方はこちら。お気に入りのリーフティーで格別の一杯を。
茶葉:8〜12g(茶葉の種類により調整)
水:600ml
私はよくペットボトルで作ってます。横にしてもいいので便利ですよ
水出しにおすすめの紅茶
Janat マスカット(フレーバーティ)

冷蔵庫に入っていたら「この人、紅茶好きだな」と思ってしまうフレーバーティーの定番。
爽やかなマスカットの香りと水出しの相性が抜群で、ゴクゴク飲めます。
Janatのプロヴァンスシリーズには他にも「いちご」「りんご」「もも」などがあり、
桃はストレート、いちごとりんごはミルクティーにするととても美味しいです。
ダージリン ファーストフラッシュ

「ファーストフラッシュ」とは春に摘まれる、その年最初のダージリンの新茶。
収穫量が少なく高価ですが、水出しにすると花のような繊細な香りと美しい黄金色が際立ちます。
水色(すいしょく)はとても淡く、台湾ウーロン茶やジャスミン茶に近い色合い。
味わいは軽やかで香り高く、暑い日にぴったりです。
ダージリン ファーストフラッシュの水出しを知ってしまったらもう戻れません。
できれば紅茶専門店でその年のおすすめを買うのが◎
ニルギリ シーズナル
クセが少なく、ほのかな甘い香りがする飲みやすいニルギリ。
水出しにするとその華やかな香りがしっかり楽しめます。
「シーズナル」は旬の時期に摘まれた茶葉を指し、品質も風味も◎。
ダージリンよりも手頃な価格で、初心者にもおすすめです。
最後に

水出しアイスティーは簡単で手間いらず。しかも茶葉の個性をやさしく引き出せる、夏にぴったりの飲み方です。
いつもの紅茶にひと工夫して、暑い日を美味しく乗り切りましょう!