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干し椎茸をさらに天日干ししてビタミンDが増えるって本当?

2026 1/19
January 19, 2026
関口アキラ

美味しいだけじゃなく栄養もたっぷりな椎茸。

中でも注目なのがビタミンD。
でも実は、売られている椎茸・干し椎茸すべてにビタミンDが含まれているわけではないんです。

なんで?と思った方、ぜひこの記事を読んでみてください。
「干すだけ」で椎茸の栄養が劇的に変わる理由を解説します!


目次

椎茸でビタミンDが多いのは太陽にあたったものだけ

エルゴステロール
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200907039031805477

椎茸には「エルゴステロール(ergosterol)」という成分が含まれています。これは「プロビタミンD2」と呼ばれるもので、紫外線を浴びることでビタミンD2に変化します。

つまり
紫外線に当てないと、椎茸にビタミンDは生まれないということ。

屋内栽培された生椎茸や、機械で熱風乾燥された干し椎茸にはビタミンDがほとんど含まれていないことがあるんです。

あとから日光に当てれば大丈夫

でもご安心を。買ってきた屋内栽培の椎茸でも、機械で乾燥された干し椎茸でも、
自分で天日干しすれば、ちゃんとビタミンDが増えます。


ビタミンDってそもそも何にいいの?

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける栄養素で、骨や歯の健康に欠かせません。
不足すると、骨粗しょう症や免疫力の低下が起こることも。

現代人は日光を浴びる時間が減っていて、実に日本人の98%がビタミンDが不足していることが調査によりわかっています。(※参考:The Journal of Nutrition Volume 153, Issue 4)。

そんなときに、天日干し椎茸は頼もしい味方になってくれます。


干すことで「旨味」もアップ!グアニル酸が出やすくなる

椎茸を干すと、実は味もパワーアップ。

乾燥によって細胞膜が壊れ、グアニル酸という旨味成分が出やすくなるため、料理に深いコクが出ます。和食の出汁や煮物にぴったりなのはこのため。

椎茸は、干すことで「旨味」も「栄養」もダブルでアップする、珍しい食材


他の野菜と違って、「干す=栄養アップ」が起こるのがすごい

多くの野菜や果物は、天日干しするとビタミンKや葉酸などが光で壊れてしまうことがあります。

でも椎茸は違います。
紫外線を浴びることでむしろビタミンDが増える、とても珍しい例なんです。


天日干しのやり方:コツは「スライスして竹ざるに」

家庭で天日干しするのは意外と簡単です。以下の手順でやってみてください。

椎茸の天日干しの手順

STEP
椎茸をスライス

傘と軸を分けて、5mm程度が◎

STEP
竹ざるや網に並べる
STEP
日光のよく当たる場所で3〜6時間程度干す


このような短時間干しならそのまま調理に使えます。
完全に乾燥するまで数日干すと保存食になります。

すでに乾燥しているものであれば、太陽光に当てるだけで大丈夫です。


まとめ:椎茸は「干す」が最強

  • 天日干しでビタミンDがぐんと増える
  • 旨味成分「グアニル酸」も増えて味もUP
  • 他の野菜にはない、珍しい“栄養アップ食材”

いつもの椎茸、ひと手間かけて天日干しにしてみませんか?
ご家庭でも気軽にできる栄養&旨味アップ術、ぜひお試しを!


✅参考資料:

  • 農林水産省「しいたけの機能性」:https://www.maff.go.jp/
  • 日本食品標準成分表(八訂)
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット|https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
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きのこ 天日干し 栄養学 椎茸 食品学

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この記事を書いた人

関口アキラのアバター 関口アキラ 管理人

調理師、栄養士、フードスタイリスト、カメラマン。「食」にまつわる幅広い分野で活動中。飲食店の立ち上げやメニュー開発、料理撮影、メニューデザインなど多様な現場に携わる。
食の楽しさを伝えるメディア「趣食研究所」を運営し、記事の執筆・撮影・編集を一貫して手がける。科学的根拠に基づいた発信を大切にしています。
http://se-akira.com/

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