今回は、これから料理を始める人〜ある程度自炊に慣れてきた人に向けて、包丁の選び方を解説します。
ちなみにサムネイルに写っている包丁は、今まで使ってきたものたち。
貰ったり、安く譲ってもらったりしているうちに、気づけばかなり増えました。
正直、こんなに要りません。
この記事では、
「結局どれを選べばいいのか」
が分かるよう、できるだけシンプルにまとめます。
まずは三徳包丁がおすすめ
包丁と一口に言っても、種類はさまざまです。
牛刀、薄刃包丁、ペティナイフ、柳刃包丁、出刃包丁…
用途ごとに使い分けるのが理想ですが、
正直、家庭料理ではそこまでできません。
「1本でなんとかならないのか?」
というニーズから生まれたのが、三徳包丁です。
別名「万能包丁」。
肉・魚・野菜、ひと通りこなせるため、
最初の1本として最も無難で失敗しにくい包丁です。
価格は4,000円以上、もしくは1万円以上
包丁は非常に価格差の大きい道具です。
結論から言うと、
4,000円を下回る包丁はあまりおすすめしません。
この価格帯は、
- 刃持ちが悪い
- すぐ切れなくなる
- 研ぎ直しに向かない
といったケースが多く、
結果的に「使いづらい道具」になりがちです。
一方で、
一生使う包丁が欲しいなら1万円以上。
きちんと研ぎながら使えば、
10年、20年と使い続けられる道具なので、
長い目で見れば決して高い買い物ではありません。
慣れてきたら「牛刀+ペティ」の2本を
ある程度料理に慣れてきたら、
おすすめなのが牛刀とペティナイフの2本体制です。

私自身、普段使っているのもこの2本。
- 大きな食材 → 牛刀
- 小回りが必要な作業 → ペティ
この組み合わせで、ほぼすべての作業をカバーできます。
牛刀について
牛刀は洋包丁の基本形。
刃渡りは18〜30cmほどで、両刃です。
おすすめは21cm。
取り回しと汎用性のバランスが良いサイズです。
手が小さい方や女性なら、18cmも扱いやすいと思います。
ペティナイフについて
ペティナイフは、
刃渡り9〜15cm程度の小型包丁。
個人的には、11cm前後が使いやすい印象です。
果物、薬味、ちょっとした下処理など、
「牛刀を出すほどでもない作業」で活躍します。
牛刀の刃渡り別・使い分け
牛刀は長さによって使い勝手が変わります。
180mm
小回りが利いて扱いやすいサイズ。
ただし、大根など太い食材は切りづらい。
手が小さい人向け。
210mm
もっとも標準的なサイズ。
扱いやすく、家庭用として万能。
迷ったらまずここ。
240mm
やや大きめだが、慣れると非常に使いやすい。
細かい作業も意外とこなせる。
個人的にもおすすめ。
270mm
かなり大きめ。
家庭向きではないが、使いこなせれば作業効率は高い。
300mm
給食や大量調理の現場向け。
家庭で使う人はかなり稀。
最後は「実際に握ってしっくりくるか」
ここまで理屈で解説してきましたが、
最後に一番大事なのは**「握った感覚」**です。
包丁屋さんに行って実際に持ってみると、
- 重さ
- バランス
- 柄の太さ
などが、意外と人によって合う・合わないがあります。
可能であれば、
ネットだけで決めず、実店舗で手に取って選ぶのがおすすめです。
「これなら毎日使いたい」
そう思える1本が見つかれば、それが正解です。


