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コレステロールが多い食材一覧|卵・魚卵・内臓は本当に控えるべき?

2026 1/16
January 16, 2026
関口アキラ

コレステロールというと、「卵や豚の脂に多く含まれていて、体に悪いもの」
そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。

しかし実際にコレステロールが多く含まれる食材は意外なものだったりします。

この記事では栄養士が、

  • コレステロールを多く含む身近な食材
  • なぜそれらの食材に多いのか
  • どれくらい気にする必要があるのか

を整理して解説します。


目次

コレステロールを多く含む食材

卵・魚卵(卵黄、たらこ、キャビアなど)

Image by congerdesign from Pixabay

もっとも有名なのが「鶏卵(特に卵黄)」です。

コレステロールは、細胞膜の主要な構成成分として欠かせない物質です。

卵は「これから新しい生命として細胞を大量に作る存在」。
そのため、細胞膜の材料であるコレステロールが豊富に蓄えられています。

同じ理由で、「キャビア」「たらこ」「いくら」といった魚卵類も、コレステロール含有量が多くなります。

卵1個あたりのコレステロール量

  • 卵黄1個分:約180〜210mg
  • 卵白1個分:ほぼ0mg
    → コレステロールはほぼすべて卵黄に含まれます。

※卵のサイズ(M〜L)や成分表の違いで幅があります。


イカ・エビ・イワシなど

Image by sintec from Pixabay

意外に思われがちですが、

  • イカ(生)約 170〜180 mg(100gあたり)
  • エビ(生)約 150〜190 mg(100gあたり)
  • イワシ(生)約 60〜80 mg(100gあたり)

といった魚介類も、コレステロール含有量はやや高めです。

これには理由があります。

  • 素早く泳ぐ
  • 高度な神経・筋肉を持つ

こうした生き物は、細胞膜の機能性が高く保たれている必要があります。
その材料として、コレステロールが多く使われているわけです。

特にイカやエビなどの軟体動物は、代謝特性や内臓成分の影響もあり、魚類より高めになる傾向があります。


レバー・腎臓などの内臓類

  • 鶏レバー(生)約 370〜400 mg(100gあたり)
  • 豚レバー(生)約 250〜300 mg(100gあたり)
  • 腎臓(豚・生)約 350〜380 mg(100gあたり)

などの内臓にも、コレステロールは多く含まれています。
なんとなくヘルシーそうだと思っていませんでしたか?

内臓は体の中でももっとも働き者の器官。
代謝が活発で、細胞膜の回転も速いため、コレステロールが多いのはむしろ自然なことです。

特に肝臓は、
体内でコレステロールを合成する“工場”でもあります。

そのため、内臓にコレステロールが多いのは
「不健康だから」ではなく、機能的に合理的と言えます。


余談:実は一番コレステロールが多い臓器

Image by Cassia P. from Pixabay

余談ですが、
体内で最も多くコレステロールを含む臓器は「脳」です。

全身のコレステロールの約20〜30%が脳に存在しています。

食材としては、

  • 卵黄  約 1,200〜1,400 mg(100gあたり)
  • 豚の脳 約 2,000〜2,300 mg(100gあたり)

などがトップクラスですが、
これは「脳や神経にコレステロールが不可欠」という事実を反映しています。

豚の脳は中華料理で食べられるみたいなので、見かけたら栄養学的視点で眺めてみるのも面白いかもしれません。


コレステロールは食べても問題ない?

ここまで読むと、
じゃあ、これらの食材は控えた方がいいのでは?
と思うかもしれません。

結論から言うと、健康な人であれば気にする必要はありません。


なぜなら、身体は自分で調整するから

コレステロールは、食事から摂る量・体内で合成する量の合計でバランスが取られています。

実は、体内で合成されるコレステロール量の方が、食事由来より多いことが分かっています。
このため現在では、健康な人向けのコレステロール摂取目標量は設定されていません。

もっと詳しく見たい方はこちらの記事で。

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ただし「病気がある場合」は話が別

注意が必要なのは、すでに数値に異常がある場合です。
代表例が脂質異常症(高脂血症)。これは、コレステロール、中性脂肪などの調整機能そのものに異常がある状態です。

この場合、食事由来のコレステロールに対する調整がうまく働かず、血中コレステロール値が上昇しやすくなる可能性があります。

実際に『日本人の食事摂取基準(2025年版)』では、

脂質異常症の重症化予防の観点からは
200mg/日未満に留めることが望ましい

と記載されています。
持病がある方、数値を指摘されている方は、必ず医師や管理栄養士の指示を優先してください。


まとめ

  • コレステロールが多い食材は、卵・魚卵・魚介類・内臓類など
  • 健康な人であれば、食事由来コレステロールをに制限する必要はない
  • ただし、脂質異常症などの持病がある場合は別対応が必要

「コレステロールが多い=不健康」という単純な図式は、
すでに科学的には成り立っていません。

数字やイメージだけで避けるのではなく、
体の仕組みと前提条件を理解した上で判断することが大切です。

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この記事を書いた人

関口アキラのアバター 関口アキラ 管理人

調理師、栄養士、フードスタイリスト、カメラマン。「食」にまつわる幅広い分野で活動中。飲食店の立ち上げやメニュー開発、料理撮影、メニューデザインなど多様な現場に携わる。
食の楽しさを伝えるメディア「趣食研究所」を運営し、記事の執筆・撮影・編集を一貫して手がける。科学的根拠に基づいた発信を大切にしています。
http://se-akira.com/

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